長いトンネル




 気がつけば2年が経とうとしてる。

 それでいいと思ってた。

 一番楽しいことが一番怖いことになる危うさを

 知らないわけでもなかった。
 
 空が見えないトンネルにずっといた気分だけど、

 案外、暗さに慣れれば居心地は良いし、

 雨が降ってても風が強くても関係ない。

 仕事が忙しいとか、お金がかかるとか、

 今は家族が大変で、とか理由は毎日そこにあったしね。

 
 だけどやっぱり、独特の息苦しさから目を背けてるのが

 重くなってくる。私が私に期待してあげたいなと思ってしまう。

 空からの光を感じながら風の中を歩くこと、

 どんなに小さくても何かを創造することでしか

 不安や恐怖や寂しさは消えてかない。

 ってそんなの前から知ってたのにね。

 人間は弱いし、人生はままならない。

 それでもFLOWER magazineを再開した。




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