作家とはどんな人のことをいうのだろう



 ゆりえさんの作品を見にちひろ美術館に行ってきた。

 よく晴れた日で風は冷たいし寒いんだけどご機嫌な日だった。

 いわさきちひろさんの絵本の影響を私はまったく受けてない。

 絵本は好きだったし、兄弟が四人いて運動会では

 必ず毎年一冊絵本が大阪市から配られていたから

 家にはいつも絵本がたくさんあった。

 9歳離れた弟がもらっていた絵本も、読み聞かせを毎晩のように

 していたから中学生くらいまでは絵本がある生活だった。

 その間に出合っていたら記憶にあるはずなんだけど。

 ちひろさんの名前はフェミニズムと出合ってから

 30歳後半くらいに聞いたのだけど、

 当時は可愛らしい子供の絵を見ても深い興味は湧いてこなかった。

 そういう意味でも今回はじめて彼女の絵を

 見ることができて本当に良かった。

 にしても、ゆりえさんの写真と言葉が面白い。

 ゆりえさんがちひろさんに強く共感するのは

 作家というところだと書いてあった。

 好きなことを続けるには自分を信じていくしかないから

 他人に寛容になるのだってところもすごく面白いと思った。

 本当にそういうものだと思う。

 千人針のプロジェクトは一見地味だったけど、

 動画を最後まで行く中で、ゆりえさんが

 この時代にものすごいことしてくれたって気持ちが

 溢れてきて泣いた。

 作家という人たちはやっぱり何か違うのだと思う。




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