ラ・セーヌの星



 小さい頃、平日の夕方に毎日再放送してた

 ラ・セーヌの星が大好きだった。

 舞台はフランス革命の頃のシテ島とパリ。

 優しい花屋の娘シモーヌは美人でスタイル抜群。

 町中みんなの人気者でした。

 ある夜、優しい優しいパパとママを

 貴族によって目の前で殺されてしまいます。

 しかも超くだらない理由で…。

 実はこのパパとママは本当の両親ではなくて

 シモーヌの本当のパパはロートリンゲン公フランツ1世。

 本当のママはサロンで出会って恋に落ちたオペラ座の歌姫。

 平民のシモーヌと貴族のマリーアントワネット王妃は

 異母姉妹というドキドキな設定でした。

 当時の私は大人な事情を詳しくは分かってなかったけど

 シモーヌの戦う姿やヌーディーな唇、

 覚えているのはビジュアルだけじゃない。

 今思うとどんな時でも弱い立場の人を守ろうと立ち上がる

 強く美しい女の子に憧れていたのだと思う。



 ラ・セーヌの星を見てても分かるけれど、

 民衆だって抗う相手を常に分かってるわけじゃない。

 大きな流れにただ飲み込まれてしまう人がたくさんいた。

 シモーヌが最後まで抗ったもの。

 マリーアントワネット王妃が最後に抗ったもの。

 その人の抗っているものが分かると、

 本当の姿が見えてくるってことを教えてもらってたんだ。

 シモーヌちゃんと最後恋仲になったのは

 幼馴染の革命家ミランではなく、

 貴族のイケメン黒いチューリップ様だったことも

 なんかリアル〜。








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