結婚の定義
上野さんは結婚を、
「自分の身体の性的使用権を生涯にわたって特定の
異性に対して排他的に譲渡する契約」
だと定義している。
だとしたら不倫大国日本での結婚とは、
要は守らないでもいい制度だってことと同じだ。
それでも今だになくならないのは理由がある。
どんな人だってその時代の価値観や
イデオロギーからは逃れられない。
いい例だと思ったのが、
ずっと資本主義に反対していたアーティストの友達も
結婚したら今まで見たことのないくらいに幸せそうだったこと。
「自分の身体の性的使用権を生涯にわたって特定の
異性に対して排他的に譲渡する契約」
をしたなんて微塵も思っていない。
文化の決めるカテゴリーに個人のアイデンティティが
一致している限り、人間は自己充足感を抱くことができる
と上野さんは「 女は世界を救えるか」で言ってた。
本当にそうだと思った。
と同時に、この世界で男性優位でなかった時代は一度も
なかったという一文が重くのしかかる。
じゃあどうしたらいいの?なんてことは
どうぞ聞かないで食い気味になって一緒に考えてよ。
かわちゃん!
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