変わらない価値観



 40代中頃の男友達が結婚した。

 このまま結婚しないのかと思ってたから

 少しびっくりしたけど嬉しかった。

 彼は自分ではそう思ってないけれど結婚することで

 いろいろ安心できるんじゃないかと思っていた。



 ひさしぶりに会った彼は17才年下の彼女の隣で

 とてつもなく照れていて、

 でも嬉しさを隠しきれておらず

 見ているこっちが切なくなるくらいに幸せそう。

 「まだまだ子供なんだよ」って紹介された奥さんは

 しっかりした優しい女の子で、ここだけの話

 尻にしかれるのは男友達のほうだと思った。

 可愛い顔した優しくてしっかり自分の意見も

 話せる彼女になんでこんなおっさんのところに

 来てくれたのかと馴れ初めを聞き出す。

 彼の優しさに惹かれたので他のことは問題じゃなく

 また、25才くらいになると自然と結婚を意識してたらしい。

 彼女たちゆとり世代だと珍しいことではないそうで、

 なにを聞いても笑って教えてくれた。

 ゆとり教育って結果、みんなが保守的になるような

 教育だったの?ちょっと興味あり。



 お嫁さんがトイレに行ってる間に男友達が言った。

 「すげえいい子なんだよね。うちの親に

 ちょいちょい連絡してくれてさ。俺がそういうこと

 何にも言わなくてもやってくれるんだ。」

 女がいい子だねって言われることって

 今だにこんなのばっかりなのかなぁ。

 が私の素直な感想だけど、幸せな彼の前では

 だまっておこう。

 理論的にはあーだこーだフェミニストが言ったって、

 近代から続く価値観はそうそう変わらない。

 ほんとに嬉しそうな新婚二人の笑顔を見て

 十分、確信できました。

 心から末長い幸せを祈っています。 (これも本音)






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