ゆっくり急ぐ
今までのパターンとして振り返ってみると
計画はあまり立てないでスタートしてしまう。
スタートしちゃった、という「後にはもどれない感」を
ガソリンにしてひたすら走る。私は自己肯定感が低いのか
考えてしまうと、まったく身動きが取れなくなりそうで
なるべくそっちの道にいかないように、
自分の性格を熟知しているからこその
お尻の叩き方だったのだろうと思う。
そういう自分は嫌いじゃなかった。
ただこのやり方は、今やってることが正しいのか
自己判断ができなくて強烈に私をせっかちにする。
最近、その時のせっかちな自分をグッと我慢できるかどうかが
ちょっと大事な気がしてきている。
「今、私にスピード感があるのは、
ただの集中力不足、体力不足かもしれない。」と呟いてみる。
これは最近、店の大掃除をやりながら
私の妥協しまくってきた過去を振り返って痛感したせいだ。
妥協した過去がどんどん私を責めてきて、私は顔が真っ赤っか。
待つべき時間を待てなくて妥協した偽物のスピードには
ほとんど興味がなくなってしまった。
これからはもっとゆっくり向き合っていきたい。
人生も仕事も何か作るものでも、それぞれの細かいパーツが
キラキラと光を放ちだせばそこからの動きはとてもスムーズで
その人に合った美しいスピードになる。
焦らず、厳しい目をもって、ゆっくり急いでいきたい。
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